もし日焼け止めを毎日塗らないとどうなるのか。その答えは、加齢現象よりもはるかに速いスピードで進む「光老化」です。皮膚の老化現象のうち、純粋な年齢加齢によるものはわずか2割に過ぎず、残る8割は紫外線ダメージが引き起こす光老化であることが皮膚科学の定説となっています。
紫外線を浴び続けると、真皮層でハリを支えているコラーゲン線維やエラスチンが切断・変性します。その結果として刻まれる深い溝がシワであり、皮膚を支えきれなくなる現象がたるみです。徹底した光老化によるシワやたるみの予防において、日焼け止めに勝るスキンケアアイテムは存在しません。
日差しが弱い曇りの日や冬場であっても、紫外線は絶え間なく地表に届いています。短時間の外出だからと油断して素肌を晒し続ける行為は、将来のシミやくすみを自ら育てているようなもの。10年後の輪郭と肌理(キメ)を守り抜くためには、季節や天候を問わない毎日の習慣化が不可欠です。