いくらパウダーファンデーションのカバー力が高い製品を選んでも、塗り方を誤れば「粉浮き」や「毛穴落ち」の原因になります。プロの現場で活躍するヘアメイクアップアーティストが実践する、崩れないパウダーファンデーションの塗り方には明確な手順とルールが存在します。
まず不可欠なのが、下地を塗布した後の「ティッシュオフ」です。下地の水分や油分が肌表面に過剰に残っていると、パウダーがムラづきし、時間経過とともに皮脂と混ざって毛穴に落ち込みます。手の甲で肌を触り、ペタつきがなく「吸い付くようなしっとり感」になるまで軽く押さえることが最大の秘訣です。
次に、パウダーファンデーションで陶器肌を作る手順として、スポンジの使い分けが勝負を分けます。
- ステップ1(広い面):スポンジの半分にパウダーを均一に取り、頬の内側から外側へ向かって滑らせるように優しくストローク。
- ステップ2(毛穴・シミの集中カバー):スポンジを折り曲げ、気になる小鼻やシミ部分に「垂直にトントンと軽く叩き込む(タッピング)」。擦る動作は厳禁です。
- ステップ3(磨き上げ):最後に何もついていない清潔なフェイスブラシで、円を描くように余分な粉を払い落としながら磨き上げます。
この3ステップを経ることで、粉体が皮脂膜と一体化し、まるで内側から発光するような滑らかな陶器肌が1日中キープされます。