このビルが歩んできた足跡を振り返ると、京浜急行電鉄の沿線開発および不動産事業の成長史と深く結びついていることが分かります。完成以来、京急グループの不動産事業における中枢コマンドポストとして機能し続けてきました。
過去の京急第7ビルのフロア案内を紐解くと、建物の基幹を成していたのは京急不動産の本社機能です。売買仲介、リノベーション、賃貸管理、開発事業などの各部門が集約され、1階には個人顧客向けの相談窓口や営業カウンターが設置されていました。また、グループ内のIT・情報システムを担う京急システム関連の部署や、測量・建設・メンテナンスに携わる関連グループ会社も複数フロアに入居していました。
フロア別の主な構成は以下の通りです。
・1階:京急不動産 横浜営業部・受付窓口、店舗スペース
・2階〜4階:京急不動産 本社各部門(開発事業部、流通事業部、管理部など)
・5階〜6階:京急グループ関連企業オフィス、会議室・研修室フロア
・7階以上:外部一般テナント、関連設計・コンサルタント事務所、設備管理室
かつて横浜駅東口で京急沿線の住まい探しや不動産売却を検討した経験を持つ方にとって、万里橋のたもとに構えるこのビルは、信頼の象徴として記憶に刻まれています。