公的な最新集計によると、高校1年生(15〜16歳)の全国水準は明確な数値として示されている。男子の平均値はおよそ168.4cm、女子はおよそ157.8cm前後を推移している。ここ数年の推移を見ても、日本人の体格データは極端な増加傾向を脱し、ほぼ横ばいの安定期に入った。
自分の現在の背丈が同学年の中でどの位置にあるのかを把握する際、単純な平均値だけでなく分布の広がりを意識しなければならない。男子の場合、160cm台前半から175cmを超える生徒まで同じ教室に同居する。一方の女子は男子よりも早く成長のピークを迎えているケースが多く、すでに大人の標準体格へ到達している生徒が過半数を占める。
分布の幅を考慮すると、標準偏差はおよそ5〜6cm程度。つまり、男子であれば162cmから174cmの範囲内に全体の約7割が収まる計算だ。現在の数値が平均より数センチ低かったとしても、統計学的にはごく一般的なバリエーションの範囲内にとどまっている。