遊泳には極めて危険なドン深地形ですが、アングラーにとっては「岸から外洋の回遊魚を直撃できる」という最高の好条件へと転化します。煙樹ヶ浜は、関西圏でも指折りのサーフフィッシングの聖地として知られています。
ショアジギングにおいては、黒潮の分流がダイレクトに接岸するため、ブリ・メジロ・ハマチやカンパチの幼魚(シオ)、サゴシ・サワラなどの青物が連日ターゲットとなります。潮流が速く水深があるため、40g〜80g前後のメタルジグやヘビーシンキングペンシルを遠投し、ボトムから中層をスピーディーに探るアプローチが釣果を伸ばす鍵となります。波が高くサラシが広がるシチュエーションでは、激浪を好むヒラスズキの好ポイントとしても有名です。
一方、季節ごとの投げ釣りも非常に盛んです。春から秋にかけては遠投によるシロギスの数釣りが楽しめ、晩秋から冬場には座布団級のマコガレイやイシガレイ、さらには夜釣りで大型のコロダイやタマミ(ハマフエフキ)を狙うベテラン釣行者で賑わいます。