これほど恐怖度が高いエピソードが多いため、ネット上では「一部のホラー回が放送事故を起こした」「PTAの抗議で永久にお蔵入りになった」という都市伝説が長年囁かれています。しかし、当時の放送記録と公式発表を照合すると、実態は大きく異なります。
ネットで語られる主な噂の真偽は以下の通りです。
噂1:あまりの怖さに放送中に画面が暗転し、音声が途切れる放送事故が起きた?
【検証結果:誤り】
過去の地上波放送において、ホラー回が原因で放送事故が発生した公式記録はありません。これは、演出として用いられた「不気味な無音演出」や「突然の暗転」を、幼少期の視聴者が機器トラブルや放送事故と錯覚し、記憶が変形して拡散されたものと判明しています。
噂2:クレームが殺到し、二度と再放送できない「封印回」が存在する?
【検証結果:一部のみ事実、大半は運用上の判断】
オフィシャルに「永久封印」とされたホラー回は存在しません。ただし、午前や休日の再放送枠など、視聴者層が極めて低年齢に偏る時間帯では、局側の自主的な番組編成基準によって選定から外されるケースはありました。現在では公式のDVDシリーズ(『TV版傑作選 クレヨンしんちゃん』ホラー特集等)や正規配信サービスにて、修正のないオリジナル版が問題なく視聴可能です。
怪異のインパクトがあまりに強烈だったがゆえに、視聴者の恐怖心が集団的な都市伝説へと昇華した好例といえます。