給湯器つけっぱなしはガス代の無駄?電気代と火事のリスクを徹底検証

給湯器つけっぱなしはガス代の無駄?電気代と火事のリスクを徹底検証

給湯器つけっぱなしはガス代の無駄?電気代と火事のリスクを徹底検証について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。

「給湯器のリモコンがついていると、ずっとガスが燃え続けているのではないか」という不安は、設備のメカニズムを知ればすぐに解消されます。東京ガスをはじめとする大手エネルギー各社の技術資料が示す通り、現代の一般的なガス給湯器は水流検知センサー(水流スイッチ)を搭載しており、配管内を一定以上の勢いで水が通過した瞬間に初めてガス電磁弁が開き、点火する電子制御構造になっています。

蛇口をひねってお湯を出さない限り、給湯器内部でバーナーが燃焼することは物理的にありません。したがって、給湯器つけっぱなしによるガス代の無駄は、通常の使用状態であれば完全にゼロです。「リモコンを消し忘れて外出したから今月のガス代が跳ね上がる」ということは構造上あり得ません。

ただし、燃料単価が異なるプロパンガス(LPガス)世帯では受け止め方がシビアになります。都市ガスとプロパンガスの給湯器における料金比較を行うと、プロパンガスの従量料金は都市ガスの約1.5倍から2倍に設定されている地域が一般的です。後述する「意図しない点火」が起きた際の家計ダメージは、プロパンガス給湯器のつけっぱなし環境において格段に重くなります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。