中学英語の初期段階で頻出する「go home quickly」という表現ですが、日本語の「早く帰る」という感覚のまま使うと、聞き手に意図せぬ切迫感を与えてしまうケースが少なくありません。このフレーズの根幹にあるのは、あくまで「動作・行動の所要時間を短く、テキパキと急いで行う」という様態の描写です。
英語の「quick / quickly」は、ある出来事や一連のアクションが瞬時に行われること、あるいは迅速に行動を起こすことを意味します。したがって、「I will go home quickly.」と口にした場合、ネイティブの耳には「寄り道もせず、急ぎ足でサッサと帰る」「緊急の用事があるため早急に帰宅の途につく」といった情景が浮かびます。
単に「今日は夕方5時に上がります」と言いたい場面で「quickly」を使ってしまうと、職場の人から「何か家庭で重大なトラブルでも起きたのか?」と心配される可能性があるため、使い方の本質を正しく把握しておく必要があります。