『機動戦士ガンダムSEED』がテレビ放送されていた2000年代初頭、若者を中心に爆発的な人気を誇った本作。今回の劇場版『freedom』は、まさにファンが20年待ち望んだ夢の結実と言える。劇場公開後、週末興行ランキングでは首位を独走し、興行収入の伸びスピードは過去のどのガンダム作品をも圧倒した。
特筆すべきは、客層の幅広さである。放送当時にリアルタイムで視聴していた30代〜40代の層が中心であることは明白だが、配信サービスを通じて作品に触れた10代・20代の若年層も劇場へ足を運んでいる。世代を超えた口コミの広がりが、単発のイベント的ヒットに終わらない長期的かつ安定した数字を叩き出す原動力となった。