一人暮らしの家計を圧迫する元凶になりやすいのがガス代です。都市ガスが公共料金として規制・認可されてきた歴史を持つのに対し、プロパンガスは自由料金制であり、配送やボンベ管理の人件費が上乗せされるため、都市ガスに比べて1.8倍〜2倍近く割高になる構造があります。
単身世帯における月間のガス料金で比較すると、都市ガス利用者の平均が約3,000円〜4,000円であるのに対し、プロパンガス物件では約6,000円〜9,000円に達することも珍しくありません。同じ量のお湯を使っていても、住んでいる部屋のインフラ次第で年間数万円の格差が生まれます。
賃貸物件で入居者がガス会社を個別に変えることは難しいため、日常の使い方を工夫して使用量を削る対策が不可欠です。最も効果が高いのは「給湯器の設定温度を1度下げる(40度目安)」ことと「シャワー時間を1日3分短縮する」ことです。また、節水シャワーヘッドを導入すれば、水だけでなく給湯に必要なガス消費量も同時に約30%カットできます。