送別メッセージや社内資料の現場において、どのようなトラブルや成功体験があるのか。編集部がオフィスの総務担当者やPTA役員、デザイン現場から聞き取ったリアルな声をご紹介します。
都内IT企業の総務担当者(30代女性)は、退職者へ贈るアルバム制作での苦い経験を明かします。
「退職される役員への寄せ書き色紙を作る際、ネットで急いで検索した『ありがとうございました』の無料アニマルイラストを配置したところ、上司から『軽薄に見える。長年貢献してくれた方への礼儀に欠ける』と差し替えを命じられました。結局、上質な和紙風テクスチャの筆文字素材に差し替えて印刷し直す羽目になりました」
また、広報担当のデザイナー(40代男性)は、SNSや社内チャットツールで話題に上る「素材被り」の課題を指摘します。
「定番サイトの素材は誰が見ても一瞬で認知されます。『またこのイラストか』と受け手に感じさせてしまうと、感謝の言葉自体が定型文のように受け取られ、感情の重みが薄れてしまいます。2026年最新 フリー素材 ありがとうございました イラストを探す際は、あえて手描き風の個性派作家の作品を探すか、フレーム枠の素材だけを借りて中のメッセージは自筆にするなど、ひと手間を加える工夫が現場では喜ばれています」