100円ショップのダイソーやセリアで手に入るポンポンメーカー(毛糸パーツメーカー)は、構造的に手芸専門店の上位モデルに匹敵する使い勝手を誇ります。ここでは、最も汎用性の高いアーム型ポンポンメーカーを使った標準的な作成手順を解説します。
ステップ1:左右のアームを均等に巻く
2本1組になっている器具のアームを重ねて開き、毛糸を中心から端に向かって隙間なく均一に巻き進めます。片側を巻き終えたら糸を切らずにもう片方のアームへ渡し、全く同じ回数を均等な力加減で巻き付けます。左右で巻き数が異なると、完成時に非対称な歪みが生じるため、頭の中で回数をカウントしながら作業するのが鉄則です。
ステップ2:アームを閉じて円形に戻し、溝にハサミを入れる
両側を巻き終えたらアームを本体へパチンと戻し、円形のロック状態にします。中央にある円周状の深い溝に刃先の細いハサミを差し込み、巻かれた毛糸を真ん中から切り開いていきます。このとき、毛糸が逃げないよう器具全体を手でしっかり押さえ込みながら切るのが安全かつ綺麗に切るポイントです。
ステップ3:溝へ結束糸を通し、極限まで固結び
切り込みを入れた溝の中に、約30cmにカットしたタコ糸を一周通します。前述の「外科結び」を用いて、器具のプラスチックがわずかにたわむほどの力でギュッと縛り上げます。
ステップ4:器具のロックを解除して取り出し、トリミング
中央の結合パーツを両側に引っ張って分解し、アームを開いて中からポンポンを取り出します。あとは手のひらで転がして毛先を整え、ハサミで丸くカットすれば、プロ仕様の高密度ポンポンの完成です。