美学と珈琲が融合!エドワードジョンストンカフェの全貌と限定の味

美学と珈琲が融合!エドワードジョンストンカフェの全貌と限定の味

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1913年、ロンドン交通局(TfL)の前身であるロンドン電気鉄道会社からの依頼により、歴史的な「ジョンストン地下鉄書体デザインプロジェクト」が幕を開けた。薄暗い地下鉄構内でも一瞬で判読できる「完全な明瞭さ」を求められたジョンストンは、伝統的なローマン体のプロポーションをベースに、装飾を削ぎ落としたサンセリフ書体を完成させた。それが、いまなお世界中で愛され続ける「Johnston」フォントである。

ロンドン交通博物館のアーカイブ協力を得て再現されたアーカイブエリアでは、完璧な円と正方形に基づいて引かれた文字のコンストラクション(構造線)の図面がガラスケースに収められている。視認性と人間味あふれる温かみが同居するこの書体は、誕生から一世紀以上が経過した現在もロンドンの街頭を走り、市民の日常に溶け込んでいる。カフェの壁一面に刻まれた「O」の真円は、近代タイポグラフィの到達点を静かに物語っている。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。