2026年現在、東京や大阪をはじめとする都市部では、マイクロブルワリー(小規模醸造所)ならぬ「マイクロ・シャルキュトリ(精肉加工工房)」が急増している。量産品ではない、手作りの「クラフト・ソーセージ」を求める消費者が増えたことで、チョリソーの再定義が進んでいるのだ。
注目の中心は、本場スペインの製法に則り、イベリコ豚や国産黒豚の肩ロースを粗く刻み、スペインから直輸入した燻製パプリカと熟成酒でじっくり乾かした本物志向のドライ・チョリソーだ。一方で、地元の名産唐辛子や和ハーブを隠し味に使った日本発の生クラフト・チョリソーも登場しており、食の感度が高い層の間で大きなムーブメントとなっている。