プランクトンの甲高い怒声、突如として響き渡るバリトンボイスの邪悪な笑い。あの唯一無二の響きを生み出しているのが、長年ボイスキャストと脚本家を兼任してきたMr. Lawrence(ミスター・ローレンス)だ。
彼は単にセリフを読む役者ではない。脚本チームの重要人物として、プランクトンの破天荒な台詞回しやシュールな行動パターンを自ら創り上げてきた。スタジオでのアドリブから生まれた名シーンは数知れない。傲慢さと情けなさが秒単位で入れ替わるあの極端な芝居は、彼という希代のクリエイターがいなければ成立しなかったはずだ。