Q1:子どもが「イヤ!」と叫んで全く動かないとき、具体的にどう対応すべきですか?
A1:まずは反抗を受け止め、「嫌なんだね」と感情のラベリング(言葉での共感)を行ってください。その上で、議論や説得を一旦停止し、1〜2分ほど見守って感情の高ぶりが収まるのを待ちます。興奮が落ち着いた段階で、「抱っこして行く?自分で歩く?」といった実行しやすい二者択一の選択肢を穏やかな声で提示するのが最も効果的です。
Q2:部下に同じ指示を何度も出しているのに改善されません。何が足りないのでしょうか?
A2:指示の解像度が不足している可能性があります。「しっかり確認して」という抽象表現ではなく、「作業完了時にチェックリストのA項目とB項目を目視確認し、完了のスタンプを押す」といった行動レベルまでタスクを分解してください。指示を出した直後に「今の手順をどう理解したか、自分の言葉で説明してもらう」クローズドループ・コミュニケーションを導入すると、認識のズレを瞬時に可視化できます。
Q3:発達障害の疑いがある場合、どこに相談するのが適切ですか?
A3:子どもの場合は各自治体の「発達相談窓口」「児童発達支援センター」、あるいは小児精神科や発達外来を標榜する医療機関が窓口となります。大人の場合は「発達障害者支援センター」や精神科・心療内科での専門診断が可能です。診断を受けること自体が目的ではなく、本人の認知特性を数値や傾向として把握し、生活・労働環境の調整を行うための第一歩となります。