窒息救命の要!ハイムリック法の正しい手順と絶対Ngな禁忌事項

窒息救命の要!ハイムリック法の正しい手順と絶対Ngな禁忌事項

窒息救命の要!ハイムリック法の正しい手順と絶対Ngな禁忌事項の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

異物除去の試み中に傷病者がぐったりとして反応を失った場合、事態は「気道異物除去フェーズ」から「心停止前・心停止対応フェーズ」へ移行します。躊躇なく行動を切り替えることが生存率を大きく引き上げます。

ステップ1:大声での応援要請と119番通報
周囲に助けを求め、119番通報 窒息対処の指示とAEDの搬送を具体的に指名して依頼します。1人しかいない場合は、まず自身で119番通報(スピーカーフォン通話)を行いながら処置を開始します。

ステップ2:平らな床面への移動と胸骨圧迫の開始
傷病者を硬く平らな床に仰向け(背臥位)に寝かせます。脈拍の確認などに時間を浪費せず、直ちに心肺蘇生法 AED手順に則った胸骨圧迫(胸の真ん中を約5cm沈み込む強さで、毎分100〜120回のテンポ)を開始します。

胸骨圧迫を行うこと自体が、胸腔内圧を高めて異物を気道から押し上げるポンプの役割を果たします。人工呼吸を行う訓練を受けている救助者は、気道確保(頭部後屈あご先挙上)時に口腔内を目視し、「異物が口元まで上がってきており、確実につまみ出せる状態」である場合のみ指で取り除きます。奥にある異物を手探りで盲目的に掻き出す行為(ブラインド・フィンガースイープ)は、異物をさらに気道の奥へ押し込むため絶対に避けてください。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。