変貌を遂げ続ける街の鼓動と、銀行の進化は完全にリンクしている。周辺一帯で進む横浜駅西口再開発プロジェクトによって、駅周辺には新たなオフィスビルや複合商業施設が次々と立ち上がった。それに伴い、支店を訪れる客層も大きく変化している。
昼休みにスマートフォン片手で駆け込んでくる若手ITワーカー、長年この街で商売を営んできた老舗の経営者、そして住居の買い替え相談に訪れるファミリー層。多様な背景を持つ人々が交差するこの場所では、従来の画一的な接客は通用しない。個別ブースを重視したプライバシー設計や、落ち着いてファイナンシャルプランニングを行える相談専用カウンターが整えられているのは、そうした都市のダイナミズムをいち早く反映した結果だ。