JR原宿駅の竹下口を抜けてすぐの緩やかな坂道、特に大手コンビニエンスストア周辺や細い路地の入り口付近には、現在も複数のキャッチが配置されています。彼らの声かけは無差別に思われがちですが、実際には緻密にターゲットを選定しています。
現場での観察および過去の体験証言を分析すると、ターゲットになりやすい人物像には明確な共通点が存在します。
- 原宿の地理に不慣れな地方からの修学旅行生や観光客(周囲をキョロキョロ見回しながら歩いている)
- ストリート系ファッションを着慣れていない中高生・若年層
- 断るのが苦手そうな単独行動者や穏やかな雰囲気のグループ
キャッチは「アニキ、おしゃれだね」「どこから来たの?」と親しみやすい口調で心理的距離を縮め、警戒心を解いたところで「2枚で5千円、3枚なら1万円で一番お得」とディスカウントを提示します。そのまま見通しの悪い雑居ビルの地下や2階以上の空中階店舗へと誘導し、店員複数名で囲い込むようにして購入を迫るのが典型的な手口です。