ミルクレープの綺麗な食べ方とマナー!1枚剥がしはNg?プロ直伝の技について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
一口にミルクレープと言っても、全国展開するカフェチェーンの定番商品と、高級カフェの贅沢な巨大ケーキでは構造がまったく異なります。それぞれの特徴に合わせた攻略法を整理しました。
店舗・タイプ構造的特徴と難易度一般的な崩れ要因編集部推奨の攻略アプローチドトールコーヒー
(クラシック型)薄いクレープとクリームが均一に約15層前後。生地の歯切れが良い。難易度:低先端から無造作に真下へ押し込み、後ろの背もたれ部分へクリームが集中する。先端から一口ずつ引き切り。フォークの角を垂直気味に当て、スッと手前に引くだけで完全に断面を維持可能。ハーブス(HARBS)
(大型フルーツ積層型)メロン、バナナ、イチゴ等の大型果実と極上ミックスクリーム。高さ約8〜10cm。難易度:最高重力とフルーツの硬度差により、立てたまま切ると中間から横倒しに自壊する。「最初から横に倒す」が正解。フォークを背面に添えて皿に寝かせ、フルーツごとに水平に切り分ける。パティスリー・高級ホテル
(濃厚バター・キャラメリゼ型)天面に固いカラメル層があり、生地が重厚。ナイフが標準提供される。難易度:中天面のキャラメルが割れず、ケーキ全体を押しつぶしてしまう。ナイフの先端で天面を突いて割り目を入れてから、前後に大きくノコギリ状に引いて切る。
ドトールのミルクレープは、1990年代の登場以来改良が重ねられており、フォークの通りやすさは業界屈指です。先端の尖った部分から「一口で運べる幅(約2cm)」を目安に手前に引き切りしていけば、最後の一口まで自立した三角錐を保ち続けられます。
一方、最大の難所とされるハーブスのミルクレープは、立てたまま食べ進めること自体に無理があります。みずみずしいフルーツの水分と重さがあるため、プロのサービスマンも「あらかじめフォークをお皿と平行に差し入れ、パタンと奥側に倒してから召し上がる方法」を案内することがあります。「倒すのは行儀が悪いのでは」と躊躇する人もいますが、崩れてお皿一面に飛び散るよりも、意図して安定した状態を作り、層と果実を切り分ける方がはるかにエレガントです。