ネット検索で頻繁に浮上する「車椅子」というキーワードですが、これは寝たきり状態を意味するものではありません。きっかけとなったのは、2015年末に自宅で転倒し、大腿骨頸部骨折を負った出来事でした。当時、舞台復帰を目前に控えていた木の実さんにとって、歩行困難となる怪我は選手生命にも関わる重大なアクシデントでした。
手術後は車椅子を用いての移動を余儀なくされましたが、持ち前の不屈の精神で過酷なリハビリテーションに励みました。かつて40代後半で経験した重度の更年期うつ病を乗り越えた際と同様、周囲のサポートを受けながら地道な機能回復に努めた結果、現在では補助なしで歩行できるまでに回復しています。年齢を考慮して無理な運動は控えているものの、日々のストレッチやリハビリメニューを欠かさず、元気に自立した生活を送っています。