国内の浄水器市場を牽引する3大メーカーには、それぞれ独自フィルター技術と強みがあります。家電量販店やネット通販の実売動向と技術仕様を照らし合わせると、ユーザーのニーズごとに明確な住み分けがなされていることが分かります。
三菱ケミカル・クリンスイは、医療分野でも使われる高性能な中空糸膜(ちゅうくうしまく)テクノロジーに定評があります。0.1マイクロメートル以上の微粒子や雑菌、赤サビを高度にブロックしつつ、ミネラル分を残す設計です。実売ユーザーの口コミでも「水の透明感と口当たりの柔らかさが際立つ」と高い評価を得ています。
東レの「トレビーノ」シリーズは、独自の「高除去カートリッジ」によるスピーディなろ過流量と、コンパクトな本体設計が持ち味です。毎分1.6L〜2.0L前後のしっかりとした水流を維持できるモデルが多く、調理中の水汲み待ち時間を減らしたい効率重視の家庭から根強い支持を集めています。
パナソニックは、カートリッジのロングライフ設計(最長約1年交換不要)を強みに打ち出すモデルが人気を集めています。交換頻度が年1回で済むため、ランニングコストと交換作業の手間を最小限に抑えたいユーザーから高い評価を獲得しています。