2011年に頂点を極めた露出度は、2013年を境に急速に縮小していきました。その契機となったのが、元付き人に対する傷害容疑での書類送検報道でした。最終的に略式起訴(罰金刑)で刑事処分は決着し、被害者側との示談も成立したものの、テレビ局各社はコンプライアンスの観点から起用を見合わせる判断を下しました。
さらに彼を追い詰めたのは、私生活を取り巻く人間関係の歪みと健康問題でした。周囲の利害関係者との金銭トラブルやマネジメント上の摩擦が重なり、人間不信に陥るなか、2017年には急性腹膜炎を患い緊急手術を受ける事態に発展。一時は生命の危機に瀕するなど、心身ともに極限のどん底を味わっています。
2019年には所属していた吉本興業を退社し、フリーランスとしての道を歩み始めました。当時の報道では契約関係をめぐる様々な憶測が飛び交いましたが、本人の述懐によれば「芸人としての枠組みに縛られず、自分が培ってきたサロンビジネスと自由な発信を追求したい」という意志が根本にあったとされています。テレビという巨大メディアの庇護を離れた瞬間、彼の芸能活動は一旦の幕引きを余儀なくされました。