Q1:関節リウマチの初期症状が出ても、血液検査で異常が出ないことはありますか?
A1:はい、十分にあり得ます。「血清反応陰性関節リウマチ」と呼ばれるタイプでは、初期段階でリウマトイド因子(RF)やCRPが正常値を示すことがあります。血液検査が正常であっても、関節エコー検査を行うことで滑膜炎が確認され、早期診断につながるケースは多いため、専門医による画像評価を受けることが肝要です。
Q2:手指の痛みが左右対称でない場合、関節リウマチの可能性は否定されますか?
A2:否定できません。典型例では左右対称に現れますが、発症の極めて初期段階では片側の手首や特定の指1本から炎症が始まる「非対称性」のケースも珍しくありません。時間が経つにつれて対側へ症状が広がる傾向があるため、片側のみの腫れであっても長引く場合は注意が必要です。
Q3:関節リウマチと診断されたら、一生運動や仕事を制限しなければなりませんか?
A3:いいえ、過度な制限は不要です。現代の治療薬は非常に優れており、早期に炎症をコントロールできれば、従来通りのデスクワークや立ち仕事、趣味のスポーツや旅行を継続することが可能です。関節に過度な負担をかけない動作の工夫を取り入れつつ、健常時と変わらない日常生活を送る患者が大多数を占めています。