背部の筋の構造と役割を徹底解剖!浅背筋・深背筋の違いと痛みの真実の注目されている理由を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸師などの医療系国家試験出題基準および臨床解剖データに基づき、臨床上極めて重要度の高い背部筋のスペックを比較整理しました。
筋肉名(層分類)起始・停止の要点支配神経主作用と国家試験・臨床の要点僧帽筋
(浅背筋第1層)起始:後頭骨、項靭帯、第7頸椎〜第12胸椎棘突起
停止:鎖骨外側1/3、肩峰、肩甲棘副神経(第XI脳神経・運動)
+頸神経叢枝(C3, C4・感覚)肩甲骨の上方回旋・挙上(上部)・内転(中部)・下制(下部)。運動枝と感覚枝の二重神経支配が頻出。広背筋
(浅背筋第1層)起始:第7〜12胸椎棘突起、胸腰筋膜、腸骨稜、下位肋骨
停止:上腕骨結節間溝胸背神経(C6〜C8)上腕骨の内転・伸展・内旋。骨盤から上腕に付着する人体最大面積の筋肉。懸垂運動の主動作筋。大菱形筋・小菱形筋
(浅背筋第2層)起始:第6頸椎〜第4胸椎棘突起
停止:肩甲骨内側縁肩甲背神経(C4, C5)肩甲骨の内転(後方への引き寄せ)および下方回旋。前鋸筋と拮抗・協調して肩甲胸郭関節を安定化。肩甲挙筋
(浅背筋第2層)起始:第1〜第4頸椎横突起
停止:肩甲骨上角および内側縁上部肩甲背神経(C4, C5)
+頸神経叢枝(C3, C4)肩甲骨の挙上および下方回旋。首コリの直接的な好発部位(トリガーポイント多発点)。脊柱起立筋
(深背筋・棘背筋)起始:仙骨後面、腸骨稜、胸腰筋膜、腰椎棘突起
停止:肋骨角、胸椎・頸椎横突起、側頭骨乳様突起脊髄神経後枝(各高位)外側から腸肋筋・最長筋・棘筋の3筋群で構成。脊柱の強力な伸展と側屈を担う姿勢維持の主幹筋。板状筋(頭・頸)
(深背筋・棘背筋)起始:項靭帯、第7頸椎〜第6胸椎棘突起
停止:頭板状筋は乳様突起、頸板状筋は第1〜第3頸椎横突起脊髄神経後枝(C2〜C5等)両側作用で頸部伸展、片側作用で頸部の同側回旋および側屈。胸鎖乳突筋(対側回旋)との対比が必須。