「保護犬を家族に迎える」という選択は、一般家庭であっても相応の覚悟と生活環境の整備が求められます。とりわけ世界規模でワールドツアーやメディア出演をこなすトップアイドルにとって、過去にトラウマを抱えている可能性が高い保護犬を引き取ることは、決して生半可な決断ではありませんでした。
モモがドビーを迎えた際、公式配信やファンコミュニティを通じて語った言葉は、飾らない率直なものでした。「シェルターで初めて会った時、体が弱く、どこか怯えている様子が忘れられなかった」「ブーとも相性が合うか慎重に見極めながら、最後まで命に責任を持つと決めた」という趣旨の発信は、関係者やファンの心を激しく揺さぶりました。
迎えた当初のドビーは、見知らぬ物音や人影に対して過剰な警戒心を示し、健康面でも継続的な動物病院でのケアを必要としていました。モモは多忙なスケジュールの合間を縫ってドビーの通院に付き添い、無理に触れ合おうとせず、ドビー自身のペースで安心できるパーソナルスペースを確保し続けたといいます。この丁寧なプロセスを経た結果、ドビーは徐々に瞳に輝きを取り戻し、現在ではモモの足元から片時も離れないほどの信頼を寄せるようになりました。