実際に、甘い見通しで検査に臨んだ受検者たちはどのような結末を迎えているのでしょうか。オンライン上のコミュニティやSNSを調査すると、免許センターの視力検査で落ちた経緯を生々しく綴った体験談が無数に投稿されています。
「前日の夜遅くまでスマホゲームをやってしまい、当日朝から目がショボショボしていた。免許窓口の機械をのぞき込んだら0.7の輪っかが完全に二重に見えて適当に『右!』と答えたら『見えていませんね。後ろの長椅子で休んでからもう一度並んでください』と宣告された。結局3回並び直しても見えず、即日交付を諦めて眼鏡店へダッシュする羽目になった」(30代会社員・Xへの投稿より)
「大型免許の更新で深視力に引っかかった。裏ワザ動画で見た『中央の棒の太さの変化で止める』というテクニックを過信していたが、緊張で頭が真っ白になり、ボタンを押す手が狂って誤差35mm。係官から『これじゃ大きな車は任せられないよ』と厳しく言われ、その日の午後は眼科探しで完全に潰れた」(40代運送業・掲示板の書き込みより)
こうした視力検査の裏技に対するネットの反応を精査すると、「裏ワザを試そうとしたが余計に緊張して失敗した」「目を細めた瞬間に怒られた」といった後悔の声が7割以上を占めています。「運良く通過できた」という書き込みも散見されますが、その後の運転中にヒヤリハットを経験し、「結局危ないから翌週メガネを作りに行った」という結末に至るケースが大半です。
現場の運用として、視力検査に落ちた場合は即座に免許失効となるわけではなく、当日の業務終了時間まで何度か再挑戦が認められます。それでも合格基準に達しない場合は、後日改めて適性検査だけを受け直す「期日延長手続き」を取ることになり、貴重な時間と交通費を浪費することになります。