ヤンクミと対峙し、ドラマの格調を引き上げた3人の名優たちは、その後どのような足跡を辿ったのでしょうか。2026年現在の活動状況と輝かしい功績を振り返ります。
井上順(黒銀学院・黒川理事長役):
黒川銀治という悪役で新境地を開いた後も、数多くのドラマや舞台で唯一無二の存在感を発揮し続けています。近年では自身の公式SNSで発信するユーモアあふれる日常やダジャレが若い世代からも支持され、80歳を手前にしてもなお衰えないバイタリティと温かい人柄で親しまれています。『ごくせん』で見せたあの冷徹な眼差しとのギャップこそが、名優たる所以です。
平泉成(白金学院・猿渡理事長役):
日本を代表する名バイプレイヤーとして、映画・ドラマ・CMに欠かせない存在であり続けています。独特のしゃがれた低音ボイスと親しみやすさで知られますが、2024年には映画『明日を綴る写真館』で60年の俳優キャリアにして自身初となる映画主演を果たし、大きな話題を呼びました。80代を迎えても現場の第一線に立ち、枯れることのない演技への情熱を燃やし続けています。
江波杏子(赤銅学院・赤城理事長役):
大映の看板女優として一世を風靡し、赤銅学院の赤城理事長役でも凛とした気品と威厳を放った江波杏子さん。その後も多くの名作で存在感を示していましたが、2018年10月に76歳で惜しまれつつこの世を去りました。生涯独身を貫き、亡くなる直前までドラマの収録に参加するなど、まさに「生涯現役」の女優魂を貫き通した伝説的名優でした。