山本式姓名判断は当たるのか?熊崎式との違いと画数計算の真相

山本式姓名判断は当たるのか?熊崎式との違いと画数計算の真相

山本式姓名判断は当たるのか?熊崎式との違いと画数計算の真相の背景について、専門知識を詳しくお届けします。

名前を鑑定する際、最大の分岐点となるのが漢字の画数計算ルールです。ここを理解していないと、同じ名前でも流派によって全く異なる結果が導き出されることになります。

熊崎式をはじめとする伝統流派の多くは、中国の清代に編纂された『康熙字典(こうきじてん)』の部首の元々の画数を採用します。たとえば「さんずい(氵)」は「水」の4画、「てへん(扌)」は「手」の4画、「くさかんむり(艹)」は「艸」の6画として機械的に復元して計算します。これに対し、山本式や実用重視の諸流派では、文字が実際に書かれ、社会で認識される筆順やエネルギーを重視するアプローチを取るケースが見られます。

比較項目山本式姓名判断の特徴熊崎式・一般的流派の基準編集部の客観的評価画数の計算基準筆順・実用字画や文字固有の象意を精査して判定康熙字典の部首原画に厳格に復元(氵=4画、艹=6画等)現代の日常感覚に近いが、流派ごとのルール把握が必須旧字体・新字体の扱い戸籍表記と実際の使用文字のエネルギーを総合勘案原則として旧字体の本義・原画を一律採用新字体常用世代において鑑定結果の乖離が最も生じやすい点五行配列の導き方格の画数末尾に加え、読みの音霊(母音・子音)も重視天格・人格・地格の数字末尾(1・2=木等)のみで判定山本式は「呼ばれる名前の響き」が運気に与える影響を強く評価鑑定費用・アクセス性個別鑑定が主流(相場:1件 5,000円〜30,000円)無料WEBツールや市販本が膨大(完全無料〜数千円)手軽さは熊崎式だが、個別事情に応じた深さは山本式が優位

旧字体と新字体の論争は、姓名学界で100年近く続く難問です。たとえば「沢(澤)」という文字の場合、新字体「沢」は7画ですが、旧字体「澤」は16画となり、9画もの差が生じます。熊崎式では「澤の16画」で計算しますが、山本式のアプローチでは「本人が普段どの文字で自己認識し、周囲から認識されているか」という心理的・実体的な作用も無視しません。この現実的な視点こそが、多くの現代人に支持される要因となっています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。