東京2020大会を経て全面刷新された施設について、実際の有明テニスの森 改修 評判はどうなっているのでしょうか。現地調査とプレイヤーへのヒアリングから見えたリアルな長所と短所を検証します。
高く評価されているのは、全天候型ハードコート「デコターフ」の仕上がりです。適度なボールバウンドと均一な摩擦係数が保たれており、プロツアーさながらの高品質なプレーフィールを体感できます。また、夜間照明のLED化により、ナイタープレー時の視認性が劇的に向上した点も好評を博しています。
一方で、現場のプレイヤーから指摘される課題もあります。敷地が広大であるため、正門やクラブハウスから割り当てられたコートまでの移動に時間がかかる点です。事前に有明テニスの森公園 案内図をスマートフォンの画面で確認し、コート番号(1〜49番)とクラブハウス、更衣室の位置関係を把握しておかなければ、集合時間に遅れるリスクがあります。
観戦の主舞台である有明コロシアム 座席も大幅にリフレッシュされました。約1万人を収容するすり鉢状のスタンドは、どのブロックからでもセンターコートへの視線が抜けやすく、シートピッチ(座席前後の間隔)のゆとりや手すりの配置などユニバーサルデザインが強化されています。開閉式屋根の開閉スピードや空調効率も向上し、真夏の観戦時でも快適性がしっかりと担保されています。