警固神社の創建は古く、神功皇后が三韓征伐からの帰途、自らを導いた神々の加護に感謝して現在の福岡城天守台付近(旧・警固村)に祀ったのが始まりと伝えられています。その後、慶長6年(1601年)に筑前福岡藩初代藩主となった黒田長政公が福岡城を築城する際、城の鎮守として現在の天神の地へと遷座させました。
社名である「警固」は、「警(いまし)め、固(まも)る」に由来します。主祭神として祀られているのは、以下の神々です。
- 八十禍津日神(やそまがつひのかみ):災厄や不浄を祓い清める神
- 神直日神(かみなほひのかみ):過ちを正し、本来の善き状態へと戻す神
- 大直日神(おほなほひのかみ):万物を善導し、大いなる調和をもたらす神
これらの神々が一体となり、心身に溜まった厄災や悪しき縁を断ち切り、物事を正しい方向へと導くため、警固神社のご利益として「厄除け」「必勝祈願」「無病息災」「進路成就」が古くから信仰されてきました。人生の転機や厄年に訪れる参拝者が後を絶ちません。
さらに境内には、注目の境内末社である今益神社(いみますじんじゃ)が鎮座しています。今益神社には「笑門来福」「商売繁盛」「健康長寿」を司る神々が祀られており、本殿で厄を祓った後に今益神社で福を授かる「二社参り」が、地元参拝客の間で定番の開運ルートとなっています。