今回の一戦に懸けられるのは、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)の全ベルトだ。世界スーパーバンタム級4団体統一王座防衛戦として挙行されるこの試合は、まさに階級の絶対王権を再証明する舞台となる。
専門家の間でも勝敗予想は井上尚弥の絶対的有利に傾いている。しかし、プロボクシングの世界に絶対はない。挑戦者側もキャリア最大の報酬と名誉を懸け、徹底的なアンチ井上戦術を練り上げてくるはずだ。ジャブの差し合いで主導権を握り、ボディワークで相手のスタミナを削り取ったうえでの中盤KO決着か。それとも予想外の乱戦に持ち込まれるのか。緊迫の立ち上がりから目が離せない。