ラブ上等をめぐる世論は、一様に批判的な意見ばかりではありません。視聴者の口コミやネット上の評判を詳細に分類すると、興味深い意識のグラデーションが浮かび上がってきます。
批判派の中心にあるのは、「純粋なリアリティとして応援していたのに裏切られた」という失望感です。特に番組内で涙を流していたキャストが、配信終了直後に別の異性と親密に過ごす様子が暴露された際には、「感情移入した時間を返してほしい」「嘘泣きの技術だけが向上している」といった厳しい書き込みが5ちゃんねるやXに殺到しました。
一方で、エンターテインメントとして割り切って楽しんでいる層からは、全く異なる評価が下されています。「やらせだろうが演出だろうが、ドラマとして抜群に面白い」「キャラクターのぶつかり合いをプロレスとして観れば最高のスリラー」という肯定派の声も根強く存在します。虚実皮膜の間で生み出される緊張感そのものを、一種の「ショー」として消費する視聴習慣が定着している現状が窺えます。