連載当時のジャンプ公式人気投票において、赤司征十郎は主人公である黒子テツヤを抑えて第3回人気投票で堂々の第1位(6,276票)を獲得しています。敵チームのラスボスでありながら、なぜこれほどまでに絶大な支持を集めたのでしょうか。SNSやコミュニティの声を検証すると、以下の生々しい要因が浮かび上がります。
ネット上のファンの声で最も多いのは、「ただの悪役ではなく、弱さと痛みを抱えた不完全な人間だからこそ目が離せない」という指摘です。無敵に見えた絶対王者が、誠凛高校との死闘の中で敗北の恐怖に震え、涙を流し、本来の自分を取り戻していく人間味のグラデーションが、読者の庇護欲と尊敬を同時に惹起しました。
また、圧倒的な家柄・容姿・頭脳を持ちながら、誰よりも努力を怠らないストイックさも評価されています。「天才だから強いのではなく、天才が一番泥臭く勝利に執着している」という説得力こそが、2020年代半ばを過ぎた今もファンアートや考察が投稿され続ける原動力となっています。