2025年7月21日に投開票が行われた第27回参議院議員通常選挙は、保守政界に大きな激震をもたらしました。自民党比例代表において強固な自衛隊OB票や防衛関係者の支持基盤を持つと見られていた前参議院議員の佐藤正久氏(3期)が、当落線上の激しい争いの末に議席を失ったのです。
報道各社の開票速報によると、自民党が獲得した比例代表の最後の1議席は鈴木宗男氏(77)に競り負ける形となり、佐藤氏は惜しくも次点に泣きました。選挙直後、佐藤氏は自身の公式X(旧Twitter)において「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる」という自衛官時代の宣誓を引き合いに出し、「初心を忘れず、国家国民を守る活動を続ける」と力強く再起への決意を表明しました。
議席を失ったことで表舞台からのフェードアウトを危惧する声もありましたが、2026年現在の佐藤氏は、むしろ国会内の制約から解き放たれたかのように発信活動を加速させています。現在はノースアジア大学の客員教授を務めつつ、登録者数十万人規模を誇る公式YouTubeチャンネル「佐藤正久のヒゲチャンネル」を拠点に、ウクライナ情勢の深層や台湾海峡危機、エネルギー安全保障に関する即時解説を精力的に配信しています。
安全保障問題が緊迫化する昨今の国際秩序において、現場指揮と外交実務(外務副大臣経験)の双方を熟知した専門家の声に対する需要は高く、全国各地での安全保障シンポジウムや企業向け危機管理セミナーの講師として引く手あまたの状況が続いています。