コンソメとブイヨンの違いとは?だしとスープの決定的な差と代用術

コンソメとブイヨンの違いとは?だしとスープの決定的な差と代用術

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家庭用として流通している洋風スープの素には、様々なバリエーションが存在します。代表的な市販商品である「味の素 KKコンソメ」や「マギー ブイヨン」の実測スペックを含め、それぞれの特性を一覧表で整理しました。

種類・商品例主な原材料・特徴塩分・味付けの基準編集部の見解・適した料理コンソメ
(味の素 KKコンソメなど)牛肉エキス、チキンエキス、野菜エキス、食塩、香辛料、醤油塩分高め
(キューブ1個5.3g中、食塩相当量約2.5g)そのまま薄めるだけでスープになる。ポトフ、オニオングラタンスープ、ピラフの味付けに最適。ブイヨン
(マギー ブイヨンなど)牛脂、牛・豚・鶏エキス、野菜エキス、食塩、酵母エキス塩分控えめ〜中程度
(キューブ1個4.0g中、食塩相当量約1.8g)旨味の土台作りに特化。カレーやシチュー、ロールキャベツなど後から味を調える煮込みに最適。チキンブイヨン
(各社ペースト・顆粒)鶏ガラ、鶏肉エキス、香味野菜(玉ねぎ・人参・セロリ)塩分控えめ
(鶏のコクと甘みが主体)クセがなく万能。リゾット、トマトソース、クリームパスタのベースに抜群の相性。フォンドボー
(S&B、ハインツなど)仔牛の骨・肉(焼成)、香味野菜、トマト、赤ワイン塩分ほぼなし〜微量
(ゼラチン質と濃厚なコク)茶褐色で濃厚な「だし」。ビーフシチュー、ハンバーグのデミグラスソース作りに必須。洋風だし(汎用)
(和洋折衷タイプ)野菜粉末、畜肉エキス、食塩、糖類中程度
(日本人の舌に馴染む調整)スープにも炒め物にも使いやすいバランス型。コンソメに近い使い勝手。

特に見落としがちなのがフォンドボーとブイヨンの違いです。ブイヨンが「肉や骨をそのまま煮出した澄んだだし」であるのに対し、フォンドボー(Fond de veau)は「仔牛の骨や肉をオーブンで香ばしく焼き上げてから香味野菜と煮詰めた濃厚な褐色のだし」です。用途としても、ブイヨンがあらゆる煮込みの水分代わりに使われるのに対し、フォンドボーは重厚なソース作りに使われます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。