Q1:ノミに刺された跡は、完全に消えるまでにどれくらいの期間がかかりますか?
A1:適切な初期消炎処置を行い、掻き壊さなかった場合でも、炎症後色素沈着が薄くなるまでに通常3ヶ月から6ヶ月を要します。爪で皮膚を掻きむしり真皮層までメラニンが沈着した重症例では、完全に目立たなくなるまでに1年〜2年以上の歳月がかかるケースも珍しくありません。早期に皮膚科でヘパリン類似物質やビタミンC等の代謝促進剤を処方してもらうことで、回復期間を短縮できます。
Q2:水ぶくれができてしまった場合、破って膿を出したほうが早く治りますか?
A2:絶対に意図して破いてはいけません。水ぶくれの内部の液体は無菌の浸出液であり、水疱の膜が外敵から皮膚組織を保護しています。破るとそこからブドウ球菌などの細菌が侵入して二次感染(化膿)を起こし、治癒が遅れるだけでなく凹凸のある深い傷跡(ケロイド・瘢痕)を残す原因となります。破れそうなほど肥大した場合は、皮膚科で無菌的に内容液を穿刺吸引してもらい、滅菌ガーゼで保護してください。
Q3:家の中でノミを見失った場合、どうやって居場所を特定・駆除すればいいですか?
A3:白い靴下を履いて部屋の中を歩き回る方法が有効です。ノミは動く熱源と二酸化炭素に反応して飛びつく習性があるため、白い布地の上であれば黒い成虫を即座に視認・特定できます。また、夜間に浅い皿へ水と中性洗剤を数滴垂らし、その中央に小型のLEDライトやキャンドルを設置して床に置く「ノミ取りホイホイ」方式のトラップを仕掛けることで、光に誘引された成虫を洗剤液に沈めて駆除・モニタリングすることが可能です。