自動車ポータルサイトのオーナーレビューやSNS、5ちゃんねる等に寄せられた膨大なユーザーボイスを精査すると、ムーヴキャンバスの真の実力とともに、カタログスペックだけでは分からないデメリットも浮き彫りになってきます。
高評価のリアルボイス:デザインと取り回しの良さ
「スーパーハイトワゴンのように屋根が高すぎず、横風に煽られにくい」「後席の『置きラクボックス』に買い物袋やカバンをそのまま置けるため、フロアに直置きしたくない荷物があるときに重宝する」といった意見が目立ちます。また、DNGAの恩恵により段差を越えた際の突き上げ感がマイルドになり、しなやかな乗り心地を実現している点は多くのオーナーから支持されています。
購入前に知るべき欠点・デメリット
一方で、手放しで絶賛できない弱点も存在します。試乗インプレッションや長期オーナーの指摘で共通しているのは以下のポイントです。
- NA(ノンターボ)モデルの加速フィール:車体重量が約870〜930kgと、スライドドア搭載により一般的な軽ハイトワゴン並みに重いため、大人3〜4名乗車時や急な坂道ではエンジン回転数が高まり、唸り音が気になります。
- 後席シートアレンジの制約:タントやスペーシアのように「自転車を積む」「完全フルフラットにして車中泊をする」といった使い方には向きません。荷室の絶対的な天地高は制限されています。
- 乗り出し価格の上昇:ターボ搭載の上位グレード(Gターボ)にメーカーオプションの9インチナビやドライブレコーダー、諸費用を加えると、総支払額が220万〜240万円前後に達するケースがあり、軽自動車としては高額な価格帯に入ってきます。