2026年度の始動と同時に表面化したアクセス障害。アクセス集中が引き金となったネットワーク遅延の裏で、学術ポータルサイトであるkeio.jpの裏側では大規模なサーバー基盤の再構築が進められていた。システム関係者への独自取材によると、旧基盤からクラウドネイティブ環境への移行作業中に認証プロキシの不整合が発生。これが原因となり、特定の時間帯にユーザーのセッションが強制断絶される事態が生じたという。
トラブルの渦中にあった学生からは「履修登録の確定ボタンを押した瞬間に画面が真っ白になった」との声が相次いだ。大学のICT運用チームは連日徹夜で復旧作業にあたり、トラフィックのルーティング構成を見直すことで応急処置を完了させた。現在では安定性を取り戻しつつあるものの、高負荷時のレスポンス改善に向けた改修はなお続いている。