ネット上で定期的にトレンド入りする「女芸人のアイコラ画像」に関する検索や噂について、その実態を調査すると、特定のタレントを標的にした組織的な画像生成と、それを面白半分で拡散する一般ユーザーの存在が浮き彫りになります。
かつてのアイコラ(アイドルコラージュ)は、雑誌の写真などを切り貼りした粗雑な合成が主流でした。しかし、昨今の実態はディープフェイク技術や最新の画像生成AIを悪用した極めて精巧なフェイクポルノ・なりすまし画像へと変貌を遂げています。関係者や報道各社の取材データを総合すると、女性芸人がターゲットにされやすい理由として、以下の要因が指摘されています。
第一に、「バラエティ番組等で体を張る職業柄、反撃してこないだろう」という悪質な加害者心理です。第二に、SNSのアルゴリズム上で「意外性のある組み合わせ」としてインプレッション(閲覧数)を稼ぎやすいというネット広告・アフィリエイト目的の構造です。こうした身勝手な動機から生み出されたフェイク画像が、X(旧Twitter)や掲示板、成人向けまとめサイトを媒介にして瞬く間に拡散される経緯を辿っています。