「自動運転が当たり前になれば、運転士の仕事はなくなるのではないか」。そんな素朴な疑問が、最近のオープンキャンパスで中学生や保護者から頻繁に寄せられるという。確かに、山手線での自動運転(ATO)実証実験が進み、地方でも自動運転バスやBRTの導入が加速する2026年において、従来の『運転技術』の価値は変わりつつある。しかし、学校側はこれをピンチではなく、むしろ領域を広げるチャンスと捉えているようだ。
技術がどれだけ進歩しても、安全管理やトラブル発生時の臨機応変な対応、そして乗客へのホスピタリティは人間にしかできない。現場の教師陣は「システムを動かす側」の人間を育てることに舵を切っている。