この場所の名が全国区となった大きなきっかけの一つが、NHKの人気番組「ドキュメント72時間」での密着取材だ。番組では、深夜に一人でうどんをすするトラックドライバー、昔を懐かしむ老夫婦、SNSで魅力を知ってバイクを走らせてきた若者など、交錯する多様な人生模様が生き生きと描かれた。
時代がどんなにデジタル化し効率化されても、人間には孤独を癒やし、温もりを求める居場所が必要だ。放送後、ここは単なる珍しいスポットではなく、昭和レトロのカルチャーを象徴する「聖地」として定着した。今や日本国内にとどまらず、海外から日本のノスタルジックな風景を求めてやってくるインバウンド客の姿も見られる。