業務効率を落とさずにこれら特殊な記号を呼び出すには、入力デバイスごとの変換ルールを把握しておくことが近道です。特に「同じを表す記号の出し方」として最も汎用性が高いのは「おなじ」からの変換です。
1. パソコン(Windows / macOS)での入力手順
WindowsのMicrosoft IME、およびMacの日本語入力システムにおける同じ記号のパソコン入力は、以下のキーストロークで即座に変換候補へ表示されます。
- 「おなじ」で変換:「〃」「々」「仝」「ゝ」「ゞ」が変換候補の一覧に展開されます。これが最も失敗しない正攻法です。
- 「どうじょう」で変換:「〃」や「仝」が優先的に表示されます。
- 「のの」で変換:ノノ字点「〃」をピンポイントで出したい場合に有効です。
- 「くりかえし」で変換:各種踊り字がまとめて候補に出現します。
文字コード規格の観点において、「仝」はJIS第1水準(JIS X 0213)の漢字領域(コード:U+4EDD)に配置されているため、IME上でも漢字変換としてスムーズに処理されます。一方、「〃」は記号・約物領域(コード:U+3003)に位置づけられているため、フォントセットによっては文字幅や天地の余白の出方に差が生じます。
2. スマートフォン(iOS / Android)での入力手順
スマホでの記号(同じ)変換も基本ロジックはPCと同様ですが、フリック入力特有のショートカットが存在します。
- 「おなじ」と入力:iOS・Androidともに変換予測の上位に「〃」「々」「仝」が並びます。
- 数字テンキーから呼び出す(iOS標準):テンキー配列で「8」を長押し、または「記号」タブの引用符近辺を展開すると素早く辿り着けます。
- 「々」の単体入力:数字の「8」キーを上フリック(あるいは「同じ」の変換)で瞬時に出せます。