メディアで華々しく取り上げられた名店ですが、利用客のリアルな本音を深掘りすると、絶賛一色だけではないリアルな現場の空気感も浮き彫りになります。
「友人との会食で毎月通っていました。特に翡翠色の海老蒸し餃子とマンゴープリンは、銀座のどの高級店よりも好みの味でした。ビルのエレベーターを降りた瞬間に広がる高級ホテルのような香りと、窓際の席から見下ろす銀座の景色が今でも鮮明に思い出されます」(40代・中央区在住女性)
一方で、過剰な人気が引き起こした現場のオペレーション負荷に関する指摘もありました。
「週末のランチタイムはフロア全体が戦場のようで、オーダーバイキングの追加注文がなかなか届かないことがありました。90分の時間制限がある中で点心の提供ペースが乱れると、少し焦りを感じることも。それでも料理自体の味が素晴らしかったため、満足して帰路についていました」(50代・会社役員男性)
ピーク時におけるスタッフの配膳遅延や、電話が一切つながらないほどの予約激戦といった問題はあったものの、それらを補って余りある圧倒的な商品力とおもてなしの精神が、多くのリピーターを惹きつけていた事実は揺るぎません。