興行面と批評面において、本作は地域や鑑賞層によって鮮やかなコントラストを描きました。
実写版リトルマーメイドの興行収入は、全世界累計で約5億6900万ドル(当時のレートで約800億円規模)に達しました。北米市場ではメモリアルデー連休の興行収入ランキングで首位を獲得し、北米単体で約2億9800万ドルを稼ぎ出すなど堅調な結果を残しました。一方で、中国や韓国を中心とする東アジア市場では歴史的な苦戦を強いられ、グローバルな興行成績としては大台とされる10億ドルには届きませんでした。
米レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコアが67%前後であるのに対し、一般オーディエンススコアは94%という非常に高い満足度を記録しています。これは、公開前の批判に反して「実際に劇場で映画を観た観客」からの支持が厚かったことを裏付けています。
日本国内におけるアリエル実写の評価と口コミを分析すると、以下のような傾向が見られます。
- 肯定的な意見:「ハリーの『Part of Your World』で鳥肌が立った」「エリック王子との心の通わせ方が丁寧で感動した」「アースラの歌唱シーンが圧巻」。
- 否定的な意見:「映像が全体的に暗くて水中世界のワクワク感が薄い」「フランダーが魚すぎて感情移入しづらい」「アニメ版の明るいおとぎ話感が恋しい」。