SNSや検索エンジンで「あしびなー 閉店」というワードが浮上する背景には、近年の商業施設業界全体を巻き込んだ構造変化があります。リゾート地特化型モールであるあしびなーでは、インバウンドの急激な増減や国内旅行者の消費行動変化に合わせ、定期的なテナントの入れ替え(スクラップ&ビルド)が断行されてきました。
流通業界関係者の証言によると、「一見すると有名アパレルの撤退が目立つ時期があったものの、実態は契約満了に伴うブランドポートフォリオの刷新。単なる高級輸入ブランド依存から、沖縄の気候やアクティビティ需要に直結するスポーツ、アウトドア、上質なライフスタイル提案型ブランドへのシフトが進んだ」と分析されています。
実際に現地を歩くと、空き区画が放置されているような衰退感はなく、開放感あるギリシャ風の建築美(建築家ジョン・ジャーディによる設計思想を継承)を活かしたリニューアル店舗が軒を連ねています。営業時間も原則10:00〜20:00で安定稼働しており、国内外のショッパーで活気を取り戻しています。