市船のアイデンティティを語る上で欠かせないのが、全国にその名を轟かせる運動部・文化部の圧倒的な実績です。単に競技力が高いだけでなく、独自の育成哲学と地域に根ざした応援文化が根付いています。
全国高校サッカー選手権やインターハイで幾度となく頂点に立ってきた市立船橋サッカー部のメンバー構成は、Jリーグ下部組織出身者や全国の有力中学から集まった精鋭揃いです。個の打開力と強度の高い守備組織をベースにしたプレースタイルは現在も健在で、OBによるプロサッカー選手の輩出数は全国屈指を誇ります。
また、市立船橋野球部の最新結果においても、千葉県大会の激戦区で常に上位進出を果たし、甲子園出場を争う強豪として存在感を示しています。さらに、ウインターカップ等の全国舞台で躍動する市船バスケ部の大会成績も目覚ましく、規律あるチームディフェンスと速攻を武器に全国強豪校と互角の戦いを繰り広げています。
そして文化面で全国的な脚光を浴びるのが、市船吹奏楽部の代名詞「市船ソウル」です。かつて同校の卒業生が作曲し、野球部をはじめとする応援席で演奏されるやいなや「神応援曲」「演奏されると試合が動く」と話題になり、映画化もされたこの楽曲は、現在も生徒たちによって大切に演奏され続けています。吹奏楽部自体も全日本吹奏楽コンクールやマーチングコンテストの常連であり、体育会系と文化系が高い次元で共鳴し合う校風を象徴しています。