一方の柏木由紀が選んだのは、愚直なまでに泥臭くグループにとどまり続ける道だった。スキャンダルの渦中にあっても一切の弁明を行わず、ステージに立ち続けた彼女の決断には当初厳しい声も寄せられた。しかし、年月の経過とともにその評価は「圧倒的なプロ意識」へと変わっていく。
最年長メンバーとしてAKB48を支え続け、30代を迎えても第一線で輝き続けた彼女の姿は、後輩たちにとっても大きな道標となった。グループを無事に卒業した現在、彼女はタレントやコスメプロデューサーとして独自のポジションを確立。過去のバッシングを実力と努力で跳ね返した稀有な例と言えるだろう。