地山とは?盛土・切土との違いや崩壊を防ぐ3つの安全基準を徹底解説

地山とは?盛土・切土との違いや崩壊を防ぐ3つの安全基準を徹底解説

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急勾配の切土法面や、自然斜面の崩壊を防ぐための工学的手法として広く採用されているのが「地山補強土工法」です。従来のコンクリート重力式擁壁のように外側から土塊を押さえつける構造とは異なり、斜面内部を直接強化するアプローチを取ります。

この工法では、地山の中に多数の補強材(鋼棒や炭素繊維複合材などのネイル・アンカー)をグリッド状に打ち込み、モルタル等で定着させます。補強材の引張り力と地山との摩擦力によって地盤全体のせん断抵抗力を高め、地山そのものを安定した構造体へと改変します。

大規模な掘削を伴わずに施工できるため、自然環境への負荷を低減しつつ、急傾斜地や狭小地でも高い防災効果を発揮する技術として定着しています。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。