実際の店舗現場ではどのような現象が起きているのでしょうか。週末の秋葉原や梅田、名古屋などの主要家電量販店で定点観測を行うと、2026年現在のガンプラ売り場には明確な変化が現れています。
かつて社会問題化した「開店ダッシュ」や怒号が飛び交うトラブルは、各量販店による厳格な整理券配布と本人確認(会員カード・身分証提示)の義務化によって劇的に減少しました。店頭で長年キットを買い続けている40代男性モデラーの手記や現地インタビューでは、次のような生の声が語られています。
「2〜3年前までは早朝から並んでも転売グループに前方を占拠され、一般客は棚の前にすら行けませんでした。しかし最近はビックカメラやヨドバシが購入条件を厳格化したおかげで、普通に並んだ愛好家がMGやHGUCの人気機体を定価で買える環境がようやく戻ってきた実感があります」
SNSやネット掲示板(5chや知恵袋)に寄せられる口コミを検証しても、「欲しかったあの再販キットが近所のジョーシンで普通に棚に並んでいた」「仕事帰りにふらっと寄ったら在庫があった」といった報告が前年比で約1.4倍に増加しています。完全な供給過剰とまではいかないものの、局所的なパニック買いは確実に沈静化へ向かっています。